Shigeki MAEDA © Satoshi Shigeta
五十嵐淳(いがらし・じゅん) 建築家 ◎1970年北海道生まれ。1996年「白い箱の集合体」で日本建築学会北海道建築奨励賞。1997年五十嵐淳建築設計設立。2003年「矩形の森」で第19回吉岡賞。2004年大阪現代演劇祭仮設劇場コンペ最優秀賞(実施)。2005年BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞グランプリ(イタリア)。2006年AR AWARDS HONOURABLE MENTIONS(イギリス)、豊田市生涯学習センター逢妻交流館プロポーザルコンペ優秀賞。2007年JIA環境建築賞優秀賞。2010年JIA新人賞。2013年北海道建築賞。
五十嵐太郎(いがらし・たろう) 建築史家・建築批評家 ◎1967年パリ生まれ。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。 ◎あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー、「戦後日本住宅伝説」展(埼玉県立近代美術館他巡回)の監修、「311以降の建築」展(金沢21世紀美術館)のゲストキュレータを務める。 ◎第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 ◎『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)ほか著書多数。
北川啓介(きたがわ・けいすけ) 建築家 ◎1974年愛知県生まれ ◎1996年名古屋工業大学工学部卒業。1999年ライザー+ウメモト事務所。2001年名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、国立大学法人名古屋工業大学大学院工学研究科准教授。建築系ラジオコアメンバー。 ◎作品:『E house』(2013年)、『I house』(2013年)、『H house』(2014年) ◎著作:『ハイパーサーフェスのデザインと技術』(2005年)、『マンガ喫茶白書 社会問題に先行するひとり一畳の聖域』(2008年)、『もうひとつの建築設計資料集成』(2009年)など。 ◎受賞:日本建築学会東海賞(2009年)、名古屋市都市景観賞(2010年)、SD Review入選(2011年)、建築と社会賞(2012年)など。
工藤国雄(くどう・くにお) 建築家 ◎1969年、東京工業大学(建築、都市計画、社会工学)にて工学博士取得後、ペンシルヴァニア大学、ハーバード大学、MIT、ブラウン大学等に遊学。 ◎1970年、ルイス・カーンに遭遇。同事務所にて、バングラディシュ国会議事堂、キンベル美術館、イエール大学英国美術館、テンプルベスエル教会等の設計に従事。クニオ・クドー・アソシエイトを自営。 ◎現在、コロンビア大学准教授。同大学日本建築先端研究本部長として海外における日本建築の紹介に努める。
国広ジョージ(くにひろ・じょーじ) 建築家 ◎国士舘大学教授。中国・清華大学客員教授。 ◎1964年に渡米、カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、ハーバード大学を修了。アメリカで17年実務に携わる。1997年より活動拠点を東京に移し、2006年JIA副会長。2009年にはアメリカ建築家協会フェロー。2011−12年アジア建築家評議会 (ARCASIA) 会長。2012年より龍泉国際竹建築ビエンナーレコミッショナーを務める。
倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ) 建築史家 ◎1971年、東京都生まれ。1999年、早稲田大学大学院博士課程満期退学、博士(工学)。西日本工業大学准教授を経て、2011年より大阪市立大学大学院工学研究科准教授。建築系ラジオコアメンバー。 ◎著書:『大阪建築 みる・あるく・かたる』(柴崎友香と共著)、『東京建築みる・あるく・かたる』(甲斐みのりと共著)、『ドコノモン』、『吉阪隆正とル・コルビュジエ』など。 ◎受賞:日本現代藝術奨励賞、稲門建築会特別功労賞など。
郡裕美(こおり・ゆみ) 建築家 ◎1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了後、1996~04年コロンビア大学建築学部准教授。 ◎イエール大学、名古屋工業大学、東京理科大などで講師歴任。 ◎スタジオ宙一級建築士事務所主宰。
◎住宅、公共施設の設計の他、歴史的建造物や町並みの再生、廃墟・廃屋での空間アート、市民参加型パブリックアートの企画実行、舞台美術など、幅広い空間創造活動を行う。 ◎受賞:2015年建築学会賞。2014年JIA環境建築賞。2012年ARCASIAアジア建築家評議会ゴールドメダル。2002年大阪府まちなみ賞。2001~2002年AR+D賞(英国)連続受賞。
近藤哲雄(こんどう・てつお) 建築家 ◎1975年愛媛県生まれ。1999年名古屋工業大学卒業。1999年〜2006年妹島和世建築設計事務所、SANAA勤務。2006年近藤哲雄建築設計事務所設立。現在、日本女子大学、法政大学、東京理科大学、慶應義塾大学非常勤講師。 ◎作品=『にわのある家』『A Path in the Forest』など ◎著書=『7inchProject #05 TETSUO KONDO(ニューハウス出版)』 ◎受賞=『東京建築士会住宅建築賞』『AR House Awards優秀賞』『ar+d Awards for Emerging Architecture入選』など。
佐野吉彦(さの・よしひこ) 建築家 ◎安井建築設計事務所 代表取締役社長(1997年-現在)。1954年神奈川県に生まれ、兵庫県西宮市に育つ。1981年東京理科大学大学院修了、竹中工務店大阪本店設計部を経て1986年安井建築設計事務所入社。UIA2011東京大会では日本組織委員会運営部会長。現在、東京理科大学大学院客員教授、日本建築士事務所協会副会長。◎作品:小林聖心女子学院小学校校舎(2008)、カトリック初台教会(2003)、有明パークビル(1999)、JR北海道新千歳空港駅(1992/ブルネル賞)など。 ◎著書「つなぐことで、何かが起こる」(2012)、「建築から学ぶこと」(2007)など。
篠原聡子(しのはら・さとこ)
建築家 ◎1958年千葉県生まれ。1983年日本女子大学大学院修士課程修了。1983年~1985年香山アトリエ勤務。1986年空間研究所設立。現在、日本女子大学教授。◎著書『住まいの境界を読む 新版 人・場・建築のフィールドノート』、『おひとりハウス』(家を伝える本シリーズ くうねるところにすむところ)など。◎受賞:「スペーラル砧」でグッドデザイン賞、「コルテ松波」で千葉県建築文化賞、「SHAREyaraicho」で2014年日本建築学会賞(作品)などを受賞。
竹山聖(たけやま・せい) 建築家 ◎1954年大阪生まれ。京都大学卒業後、東京大学大学院に進学。在学中から設計組織アモルフを立ち上げ設計活動を開始。京都大学教授。東京大学博士(工学)。 ◎1996年ミラノトリエンナーレ・コミッショナー。 ◎受賞:1991年アンドレア・パラディオ賞 ◎作品:岩国市周東パストラルホール、箱根強羅花壇、べにや無何有、大阪府立北野高校など。 ◎著書:『独身者の住まい』『ぼんやり空でも眺めてみようか』など。 ◎クロード・ガニオン監督の映画『KAMATAKI』では美術監督を務めた。
能作文徳(のうさく・ふみのり) 建築家 ◎1982年富山県生まれ。2005年東京工業大学建築学科卒業。2007年同大学大学院建築学専攻修士課程修了。2010年能作文徳建築設計事務所設立。2012年東京工業大学大学院建築学専攻博士課程修了。現在、東京工業大学大学院建築学専攻助教。 ◎著書:『WindowScape 窓のふるまい学』(共著)、『WindowScape2 窓と街並の系譜学』(共著)、『アトリエ・ワン コモナリティーズ ふるまいの生産』(共著)、『「シェア」の思想/または愛と制度と空間の関係』(共著)。 ◎受賞:平成22年東京建築士会住宅建築賞(ホールのある住宅)、SDレビュー2013鹿島賞(高岡のゲストハウス)。
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布野修司(ふの・しゅうじ) 評論家 ◎1949年松江市生まれ。工学博士(東京大学)。建築計画学,地域生活空間計画学専攻。東京大学工学研究科博士課程中途退学。東京大学助手、東洋大学講師・助教授、京都大学助教授、滋賀県立大学教授、副学長・理事を経て現職。 ◎受賞『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』にて日本建築学会賞受賞(1991年)、『近代世界システムと植民都市』(編著,2005年)にて日本都市計画学会賞論文賞受賞(2006年)、『韓国近代都市景観の形成』(共著、2010年)と『グリッド都市:スペイン植民都市の起源、形成、変容、転生』(共著、2013年)にて日本建築学会著作賞受賞(2013年、2015年)。 ◎主要著作:『カンポンの世界』『戦後建築の終焉』『住まいの夢と夢の住まい・・・アジア住居論』『廃墟とバラック・・・建築のアジア』『裸の建築家・・・タウンアーキテクト論序説』『アジア都市建築史』(編著)『近代世界システムと植民都市』(編著)『生きている住まいー東南アジア建築人類学』(共訳書)など。
前田茂樹(まえだ・しげき) 建築家 ◎大阪大学建築工学科卒業。東京藝術大学大学院中退。ドミニク・ペロー建築設計事務所(フランス)に2000~2010年勤務し大阪富国生命ビルを担当。現在は大阪工業大学建築学科にて准教授として教鞭をとりつつ、ジオグラフィック・デザイン・ラボを共同設立し国内外の建築設計に携わる。 ◎受賞:バングラデシュ・サイクロンシェルター国際設計競技最優秀賞、日経ニューオフィス賞奨励賞(ノルトロック新社屋) ◎編著:「海外で建築を仕事にする」(学芸出版社)
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みかんぐみ 建築家 ◎加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、マニュエル・タルディッツによる建築設計事務所。1995年NHK長野放送会館の設計を機に共同設立。現在『mAAch ecute神田万世橋』計画が進行中。 ◎代表作品:『伊那東小学校』(2008)、『あかね台中学校』(2010)、『マルヤガーデンズ』(2010)他。 ◎著書:『別冊みかんぐみ1&2』(エクスナレッジ)、『団地再生計画 みかんぐみのリノベーションカタログ』(LIXIL出版)他。
安井秀夫(やすいひでお) 建築家 ◎1958年静岡生まれ ◎愛知工業大学工学部建築工学科卒業。現在、愛知工業大学工学部建築学科教授。 ◎東孝光建築研究所、北岡デザイン事務所を経て、1986年に安井秀夫アトリエを設立。インテリアから建築、都市計画と幅広く設計・デザイン活動を展開し、現在では、ブリースベン、メルボルン(豪州)、上海(中国) 、ソウル、プサン(韓国)と海外でも設計活動を行っている。 97国際照明デザイナー協会賞、98IIDA北米照明学界賞と海外での賞を受賞。国内でもNASHOPデザインコンテスト・最優秀賞、旭硝子デザインセレクション・大賞等、数多くの賞を受賞し、国内外での高い評価を受けている。
山崎亮(やまざき・りょう) コミュニティデザイナー ◎studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。 ◎1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。 ◎建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。 ◎受賞:「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞など。 ◎著書:『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『まちの幸福論(NHK出版)』など。
山下保博(やました・やすひろ) 建築家 ◎1960年鹿児島県奄美大島生まれ。芝浦工業大学大学院修了後、1991年に独立。阪神淡路大震災、東日本大震災の復興をNPO法人理事長として支援。2011年には伊東豊雄氏と共に「釜石漁師のみんなの家」を創り、その後もNPO法人「HOME-FOR-ALL」理事としてサポートを続けている。2013年より九州大学客員教授を勤める。 ◎受賞:ar+d世界新人賞グランプリ(2004年)、釜石市災害復興公営住宅プロポーザル最優秀賞(2013年)、英国LEAF Awards3部門最優秀賞(2013年)、「バウンダリー・ハウス」日本建築家協会賞、日事連建築賞を受賞(2014年)他多数。
吉村靖孝(よしむら・やすたか) 建築家 ◎1972年、愛知県生まれ。1997年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1999年〜2001年、MVRDV在籍。2005年、吉村靖孝建築設計事務所設立。2013年〜、明治大学特任教授 ◎作品:『窓の家』『中川政七商店旧社屋増築棟』『鋸南町の合宿所』『中川政七商店新社屋』『ベイサイドマリーナホテル横浜』『Nowhere but Sajima』など ◎受賞:『JCDデザインアワード大賞』『日本建築学会作品選奨』『吉岡賞』など。 ◎著書:『ビヘイヴィアとプロトコル(LIXIL出版)』『EX-CONTAINER(グラフィック社)』『超合法建築図鑑(彰国社)』など。
米澤隆(よねざわ・たかし) 建築家 ◎1982年京都府生まれ ◎2007年名古屋工業大学工学部卒業。2014年名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、米澤隆建築設計事務所主宰。名古屋造形大学非常勤講師。◎作品:『公文式という建築』、『パラコンテクストアーキテクチャー』、『Glass Pavilion』、『福田邸』など ◎受賞:『SDReview2008入選』、『京都デザイン賞』、『AR Awards 2011(イギリス)優秀賞』、『JCDデザインアワード2012 金賞+五十嵐太郎賞』、『U-30 Glass Architecture Competition 最優秀賞』、『THE INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARD 2013(アメリカ)』、『SDReview2014入選』、『日本建築学会作品選集新人賞2015』など